猫の痛み検知AI CatsMe!(キャッツミー)

ユーザーの声

本当は痛いくせに動物病院では平然としていて、家では辛そうにしちゃうような子を見極めてくれると思います!

うちの猫も年なので、体調管理もしっかりしなきゃと思い始めました。操作も簡単だし記録として残せるのも良い!

痛みがあるかAIが判定するって。隠している痛みを発見することで動物病院へかかり、早期の疾病の発見に繋がりQOLの改善に繋がればいいですね👀

昔の通院してた時の写真で試したら当たってる!猫溺愛の人は、頻繁にこのアプリ使うんじゃないかな~!

「痛み表情あり」が続いてたので動物病院に連れて行ったら、後ろ足に疾患が…。すぐに連れて行ってあげられなくてゴメンね~😿

CatMe!とは?

CatsMe!とは、猫の表情から痛みの表情をAIが検知することができる、基本無料のWebサービスです。

このAIは、(株)Carelogyと動物のいたみ研究会、日本大学生物資源科学部獣医学科の協力のもと、痛み表情の有無によって猫の専門医が振り分けた、膨大な猫の顔写真データを画像解析AIに学習させて開発されました。

その痛み表情検知精度は驚異の95%超であり、専門家からも高い評価を受けていおり、世界中の愛猫家にご利用いただいております。

猫は痛みを隠しやすい

どちらの猫が痛い表情をしている?

猫は痛みを隠す習性があると言われます。この画像を見比べてみてみましょう。実は、右の猫が痛み表情をしていると判定されるのですが、このように猫の表情の変化は微細すぎて、よく観察しないと判断が難しいものです。

そんな中、昨今の猫の医学の進歩によって、猫の痛み表情を判断できる「Feline Grimace Scale」という指標がカナダ・モントリオール大学から発表されました。しかし、この指標は非常に難解なため、この指標に基づいて振り分けられたデータを学習したAIを開発しました。


10秒でカンタンAI解析

一見するだけでは分かりにくい猫の痛みの表情も、CatsMe!に写真をアップロードするだけで簡単にAI解析することが出来ます。

結果は痛み表情の可能性「なし・小・大」の三段階で判定することができ、飼い猫の気持ちを推測するための参考とすることが出来ます。

※フリープラン(無料)では、「なし・小または大」の2段階判定ですが、有料プランへ移行することで3段階判定が可能となります。

毎日の判定をカレンダーに記録

判定結果はメモと合わせて保存することができ、マイページのカレンダーよりいつでも振り返ることができます。

また、カレンダーには保存結果にもとづいたアイコン(😻・😿)が表示されており、何か異変があったときの参考としてもお使いいただけます。

CatsMe!のはじめかた


CatsMe!プレミアムの機能

CatsMe!は基本無料でご利用いただけますが、有料プランに移行することで更なる便利機能をお使いいただけます。

①3段階痛み表情判定

②複数の猫登録

③複数枚同時判定

コメント

動物のいたみ研究会
委員長 枝村 一弥

日本大学農獣医学部 獣医学科卒業、東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻博士修了、日本大学生物資源科学部教授、博士(獣医学)、日本小動物外科専門医。

猫は、「いたみ」の徴候がわかりにくく、多くの場合において自身の猫に「いたみ」があることに気づいてあげられていません。「いたみ」のある猫は、顔の表情に変化が出ると言われています。このツールは、その微細な変化をAIで検知するとてもユニークなアプリです。猫は自分で「いたみ」を訴えるのが苦手です。是非とも、自身の猫の状態を把握するための1つのツールとして活用して頂きたいと思います。

動物のいたみ研究会
急性痛ワーキンググループ長 手島 健次

日本大学生物資源科学部 獣医学科卒業、同大学院獣医学研究科獣医学専攻博士修了、日本大学生物資源科学部専任講師。博士(獣医学)、麻酔専従獣医師。

動物の痛みを緩和することは、獣医療に関わる人の義務です。動物の痛みを正しく評価することは困難な試みですが、近年では様々なペインスケールが開発されて、なかでも猫では顔の表情に痛みの徴候が表れることがわかってきました。しかし、たとえペインスケールを用いても、痛みの評価に慣れた人の下で訓練する必要がありますが、動物病院や自宅で必ずしもそのような機会に恵まれるわけではありません。この猫の痛み検知AIは、猫の顔写真から痛みの徴候を検出できる世界初のAIです。猫の痛みに気づき、さらには痛みの治療の一助になることを期待しています。


メディア紹介

国内外多数のメディアから取り上げていただいております。