1〜7歳

成猫のケアガイド

成猫期は猫生の中で最も長く安定した時期ですが、この時期の健康管理が将来のシニア期の生活の質を左右します。適切な食事管理、体重コントロール、定期的な健康診断を習慣にして、愛猫の健康寿命を延ばしましょう。

成猫のケアポイント

成猫の食事管理

成猫には体重1kgあたり約50〜70kcalが目安です。避妊・去勢後は代謝が20〜30%低下するため、カロリー制限が必要です。高品質な動物性タンパク質を主原料としたフードを選び、穀物主体のフードは避けましょう。ウェットフードは水分補給に効果的で、泌尿器疾患の予防にも役立ちます。おやつは1日の総カロリーの10%以内に抑えてください。

体重管理と肥満予防

日本の飼い猫の約30〜40%は肥満とされています。肥満は糖尿病、関節炎、肝リピドーシス、泌尿器疾患のリスクを大幅に高めます。理想体型はBCS(ボディコンディションスコア)で5段階中3が目標。肋骨に軽く触れて確認できること、上から見てウエストにくびれがあることが目安です。体重は月1回測定し、増加傾向があれば早めに食事量を調整しましょう。

デンタルケア

3歳以上の猫の約70%が歯周病を抱えているとされています。歯周病は痛みや食欲不振の原因になるだけでなく、細菌が血流に乗って心臓や腎臓に影響を及ぼすこともあります。毎日の歯磨きが最も効果的ですが、難しい場合はデンタルジェルやデンタルトリーツも活用しましょう。年に1回は獣医師による歯科チェックを受けることを推奨します。

ストレス管理と環境エンリッチメント

猫はルーティンを好み、環境の変化にストレスを感じやすい動物です。ストレスは過剰グルーミング、食欲不振、不適切な排泄、攻撃性の原因になります。キャットタワー、隠れ場所、窓辺の猫用ベッドなど、猫が安心できるスペースを確保しましょう。多頭飼いの場合はトイレや食器は頭数+1を基本に。フェリウェイなどのフェロモン製品も効果的です。

定期健康診断

成猫は年に1回の健康診断を受けましょう。血液検査(CBC・生化学検査)、尿検査、触診、体重測定が基本項目です。特に室内飼いの猫は症状を隠す傾向があるため、定期検査で早期発見することが重要です。ワクチンの追加接種もこのタイミングで行います。4〜5歳以降は甲状腺ホルモンや血圧測定も追加すると良いでしょう。

こんな症状があれば すぐ病院へ

急激な体重増加または減少
水を異常に大量に飲む
トイレの回数・量の変化
毛並みの悪化、脱毛
口臭がきつくなった
性格の急な変化(攻撃的になる等)

成猫のケアチェックリスト

CatsMe

異変に気づいた時、すぐ行動できる準備を

この記事を読んでいるあなたは、すでに愛猫の健康に真剣です。CatsMeがあれば、不安を感じた瞬間にAIチェックできます。