日常ケア2026-03-10Carelogy編集部
猫の緊急時マニュアル:応急処置・搬送方法・夜間救急の探し方
猫が急に具合が悪くなった時の応急処置手順、安全な搬送方法、夜間・休日の動物救急病院の探し方をまとめた緊急時マニュアルです。
症状別の応急処置
出血: 清潔なガーゼやタオルで5〜10分間圧迫止血。止まらなければ圧迫したまま搬送。
[けいれん](/ja/columns/cat-seizures): 周囲の安全確保。時間を計測。口に手を入れない。5分以上続いたら超緊急。
中毒: 何をいつ食べたかメモ。吐かせようとしない(腐食性物質の場合に食道をさらに傷つける)。パッケージを持って受診。
骨折の疑い: 患部を固定せず、猫を平らな板やダンボールに乗せて搬送。
やけど: 流水で10〜15分冷やす。軟膏を塗らない。
溺水: 後ろ足を持って頭を下にし、水を排出。反応がなければ心臓マッサージ。
安全な搬送方法
キャリーの準備: 常に玄関近くにキャリーを置いておく。緊急時にすぐ使えるように。
搬送のポイント:
- キャリーにタオルを敷いて体温低下を防ぐ
- 意識がない猫は横向きに寝かせ、嘔吐物で窒息しないよう首を少し伸ばす
- 骨折の疑いがある場合は最小限の動きで
- 暴れる猫は洗濯ネットに入れてからキャリーへ(怪我防止)
移動中: できれば2人体制(運転+猫の観察)。1人の場合は助手席にキャリーを置きシートベルトで固定。
病院への電話: 搬送前または搬送中に連絡し、症状を伝えておくと到着時の対応がスムーズ。
夜間・休日の動物病院の探し方
事前準備(平時にやっておくこと):
- かかりつけ医の夜間対応の有無を確認
- 最寄りの夜間救急動物病院を2〜3カ所リストアップし、冷蔵庫に貼っておく
- 電話番号・住所・診療時間をスマホに登録
探し方:
- 「〇〇市 夜間 動物病院」「〇〇区 救急 動物病院」で検索
- JAHA(日本動物病院協会)のサイトで夜間対応病院を検索
- かかりつけ医に紹介先を聞いておく
Carelogyのオンライン診療でも、夜間の緊急度判断の相談が可能です。「今すぐ病院に行くべきか」の判断に迷った時にご利用ください。
緊急時の判断でよくある誤解
緊急時の対応で命を左右する誤解を正します。
「嘔吐は正常」という誤解: 猫はよく吐く動物ですが、1日2回以上の嘔吐、血混じりの嘔吐、食欲不振を伴う嘔吐は異常です。「猫だから」と放置しないでください。
「オス猫が何度もトイレに行くのはクセ」: オス猫の頻尿・排尿困難は[尿閉](/ja/columns/cat-flutd)の可能性があり、24時間以内に死亡するリスクがあります。超緊急事態です。
「中毒時は吐かせるのが正解」: 腐食性物質の場合、吐かせると食道をさらに傷つけます。自己判断で吐かせず、必ず獣医師の指示を仰いでください。
「元気があるから大丈夫」: 猫は痛みや不調を隠す動物です。表面上元気に見えても内部で深刻な状態が進行していることがある。交通事故後は必ず受診。
猫の緊急キットの準備
緊急時にすぐ対応できるよう、猫用の緊急キットを事前に準備しておきましょう。
基本の緊急キット:
- 清潔なガーゼ・包帯(圧迫止血用)
- 使い捨て手袋
- ペット用消毒液(ヨウ素系)
- はさみ(包帯カット用、丸い先端のもの)
- 洗濯ネット(暴れる猫の保定用)
- タオル2〜3枚
- 猫用キャリー(玄関近くに常備)
追加で準備したいもの:
- かかりつけ医と夜間救急の連絡先リスト
- 猫の医療記録のコピー(CatsMeアプリに保存も可)
- 常用薬(持病がある場合)
- ペットシーツ
保管場所: 玄関近くのすぐ取り出せる場所に。中身は半年に1回確認・補充。
CatsMeで緊急時に備える
緊急時にCatsMeアプリが果たす重要な役割をご紹介します。
医療履歴の即時アクセス: 猫の既往歴、アレルギー、服薬情報をCatsMeに登録しておけば、緊急搬送先の獣医師にすぐに共有できます。特に持病のある猫は、薬の名前と量を正確に伝えることが重要。
バイタルサインの基準値: 普段の体重、食事量、排泄パターンをCatsMeで記録しておくことで、「いつもと違う」を正確に伝えられます。
ワクチン記録: ワクチン接種歴の記録があれば、緊急時の治療方針の判断に役立ちます。
緊急連絡先の保存: かかりつけ医、夜間救急、最寄りの動物病院の連絡先をCatsMeに登録。パニック時にスマホで検索する手間を省けます。
獣医師に見せられる記録、ありますか?
「いつから調子が悪い?」と聞かれて答えられない——そんな後悔をなくすために。CatsMeなら毎日の健康スコアが自動で記録され、獣医師にワンタップで共有できます。
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