予防・対策2026-03-09Carelogy編集部
猫の健康診断:検査項目と費用の目安
猫の健康診断で何を調べるのか、費用の目安、受診頻度、年齢別のおすすめ検査項目をわかりやすく解説。早期発見が愛猫の寿命を延ばします。
標準的な健康診断の検査項目
基本セット(5,000〜15,000円程度)
- 身体検査(視診・触診・聴診)
- 体重測定・BCS(ボディコンディションスコア)評価
- 血液検査(CBC・生化学検査)
- 尿検査
追加検査(オプション)
- レントゲン・超音波検査(胸腹部の臓器確認)
- 血圧測定(7歳以上推奨)
- T4(甲状腺ホルモン)検査
- FIV/FeLV(猫エイズ・猫白血病)抗体検査
年齢別の推奨頻度と重点検査
子猫(〜1歳): ワクチン接種のタイミングで健康チェック。寄生虫検査・ウイルス検査を推奨。
成猫(1〜7歳): 年1回の基本セットが目安。特に5歳以降は腎臓・肝臓の数値を定期的に把握しておくと安心です。
[シニア猫(7歳以上)](/ja/columns/senior-cat-health): 年2回を推奨。血圧・甲状腺・腎機能の検査を重点的に。猫の7歳は人間の44歳相当であり、生活習慣病のリスクが高まります。
費用の目安と費用を抑えるコツ
健康診断の費用は病院や検査内容によって幅があります。
- 基本セット: 5,000〜15,000円
- フルセット(超音波・レントゲン含む): 20,000〜40,000円
ペット保険の一部プランでは予防診療が補填されるものもあります。また、Carelogyではオンライン問診で事前に症状や気になる点を整理することで、無駄な検査を省きコストを抑えられます。健診セットを提供している動物病院を選ぶと割安になることが多いです。
オンライン診療で「健診前の相談」も可能
「健康診断を受けさせたいが何を相談すればいい?」「最近少し食欲が落ちた気がする」など、受診前の不安はCarelogyのオンライン診療でご相談いただけます。獣医師が現在の症状や生活状況をヒアリングし、優先して検査すべき項目をアドバイスします。
健康診断のステップバイステップガイド:当日の流れ
健康診断当日の流れを事前に把握しておくと、猫も飼い主も安心して受診できます。
STEP 1: 自宅での準備
前日夜から絶食が必要な場合(血液検査時)と不要な場合があるため、予約時に確認を。当日は使い慣れたキャリーに入れ、移動のストレスを最小限にします。
STEP 2: 問診
獣医師から食欲・飲水量・排泄の変化・気になる行動について聞かれます。事前にメモを用意しておくとスムーズです。
STEP 3: 身体検査
体重測定、触診(しこりの確認)、聴診(心雑音の有無)、口腔内チェック(歯石・歯肉炎)、被毛・皮膚の状態確認が行われます。
STEP 4: 検体採取
血液採取と尿検査が基本です。猫は尿を持参することも可能ですので、自宅で採尿できるキットがあるか病院に確認しましょう。
STEP 5: 結果説明
当日わかる項目はその場で説明され、外部検査機関に出す項目は後日結果が届きます。数値の「正常範囲」と猫ごとの「個体差」の違いを理解しておきましょう。
飼い主がやりがちな失敗と注意点
健康診断を最大限に活かすために、以下のよくある失敗を避けましょう。
ミス1: 「元気だから大丈夫」と健診をスキップする
猫は不調を隠す名人です。症状が出た時には手遅れというケースが多いため、「元気そうに見える」ことは健康の保証になりません。
ミス2: 検査結果を保管しない
過去の数値と比較することで微妙な変化を発見できます。検査結果は必ずファイルに保管し、次回受診時に持参しましょう。
ミス3: 食事前に行って血液検査が正確にならない
食後は血糖値や脂質が上昇し正確な結果が得られません。血液検査がある場合は獣医師の指示に従って絶食を。
ミス4: 質問を準備しない
診察時間は限られています。聞きたいことを事前にリストアップし、獣医師に効率よく相談しましょう。オンライン診療で事前相談すると当日の受診がさらにスムーズです。
季節ごとの健康リスクと検診のポイント
季節ごとに猫が直面する健康リスクは異なります。健康診断の時期を選ぶ際の参考にしてください。
春: ノミ・ダニの活動が活発になるシーズンです。寄生虫予防の確認と、冬場に運動不足で増えた体重のチェックを。
夏: 熱中症リスクが高まる季節。脱水や腎機能への影響を確認するため、血液検査と尿検査が特に重要です。
秋: ワクチン接種と合わせて健康診断を受ける良いタイミングです。冬に向けた免疫力の確認と、体重管理の見直しを。
冬: 猫風邪や泌尿器疾患が増加する季節。飲水量の低下に注意し、尿検査で結石や膀胱炎の兆候をチェックしましょう。
年間を通じて、健康診断の結果をCatsMeアプリで記録しておくと、季節ごとの変化を把握しやすくなります。
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