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猫の感染症の病気

感染症に分類される6つの疾患について、症状・原因・治療法・予防法を解説します。

猫伝染性腹膜炎(FIP)

猫コロナウイルスが変異して発症する致死的な疾患です。ウェットタイプ(腹水・胸水)とドライタイプ(肉芽腫)があり、若齢猫や多頭飼育環境で多く見られます。

重症度: 高好発年齢: 3ヶ月〜3歳に多い

猫白血病ウイルス感染症(FeLV)

レトロウイルスの一種で、免疫抑制やリンパ腫、貧血を引き起こします。感染猫との濃厚接触(グルーミング、食器共有)で感染します。

重症度: 高好発年齢: 全年齢(若齢猫が感受性高い)

猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)

猫のエイズとも呼ばれ、免疫機能を徐々に低下させるウイルスです。主に咬傷から感染し、未去勢の雄猫に多く見られます。

重症度: 中

猫カリシウイルス感染症(FCV)

上部気道感染症の主要な原因ウイルスの一つで、口腔潰瘍と呼吸器症状が特徴的です。非常に感染力が強く、多頭飼育環境で蔓延しやすいです。

重症度: 中

猫ヘルペスウイルス感染症(FHV-1)

猫風邪の主要原因ウイルスで、上部気道症状と結膜炎を引き起こします。一度感染すると生涯キャリアとなり、ストレス時に再活性化します。

重症度: 中

猫上部気道感染症(URI)

ヘルペスウイルスやカリシウイルスなど複数の病原体による上部気道の感染症で、いわゆる「猫風邪」です。子猫や免疫力の低い猫で重症化しやすいです。

重症度: 中好発年齢: 子猫~若齢猫で重症化しやすい

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