疾患辞典に戻る歯・口腔

猫の歯の吸収病巣(FORL)

猫の歯が自身の細胞によって溶かされていく疾患です。3歳以上の猫の約30-70%に見られ、猫で最も一般的な歯科疾患の一つです。

Carelogy編集部

主な症状

  • 食事中の痛み
  • 片側だけで噛む
  • 食べ物を落とす
  • よだれ
  • 歯肉の赤み

関連する症状ページ

原因

  • 原因不明(特発性)
  • ビタミンD代謝異常の関与が示唆
  • 炎症による破歯細胞の活性化

診断方法

1

口腔内検査

2

歯科用X線(確定診断に必須)

3

プローブ検査

治療法

  • 抜歯(根本治療)
  • 歯冠切除術(タイプ2)
  • 鎮痛管理

予後

抜歯後の予後は良好で、猫は痛みから解放され生活の質が改善します。未治療では進行性です。

重症度: 中

予防法

  • 定期的な歯科検診
  • 歯科X線での早期発見
  • 残念ながら予防法は確立されていない

かかりやすい猫種

発症の傾向

好発年齢

3歳以上で増加、7歳以上で特に多い

有病率

3歳以上の猫の30-70%

関連するコラム記事

異変に気づいた時、すぐ行動できる準備を
CatsMeCatsMe

異変に気づいた時、すぐ行動できる準備を

写真を1枚撮るだけで、AIが表情から痛みや健康状態を読み取ります。気になった時にその場で確かめられて、記録は獣医師にも共有できます。