シニア猫2026-02-17獣医師監修

猫の腎臓病(慢性腎臓病):初期症状と早期発見のポイント

猫に多い慢性腎臓病の初期症状、ステージ別の進行、自宅でできる早期発見のポイント、食事療法を獣医師監修で解説。

猫の慢性腎臓病とは

慢性腎臓病(CKD)は猫で最も多い疾患のひとつで、15歳以上の猫の約30%が罹患するとされています。腎臓の機能が徐々に低下し、老廃物を十分に排出できなくなります。一度失われた腎機能は回復しないため、早期発見と進行を遅らせる治療が極めて重要です。

初期症状を見逃さない

腎臓病の初期症状は気づきにくいのが特徴です。 初期(ステージ1-2) - 水を飲む量がやや増えた - おしっこの量が少し増えた - 被毛のつやがなくなった 進行期(ステージ3-4) - 食欲の低下、体重減少 - 嘔吐が増えた - 口臭がきつくなった(尿毒症臭) - 元気がなくなった - 脱水症状 ステージ2までに発見できれば適切な管理で長く元気に過ごせます。
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早期発見のためにできること

1. 定期的な血液検査: 7歳以降は年2回の検査が理想。SDMA検査は従来より早く腎機能低下を検出できます。 2. 飲水量の観察: 急に水を飲む量が増えたら要注意。 3. 体重の記録: 月1回の体重測定で緩やかな減少も把握。 4. 尿の変化: 尿の色が薄くなった、量が増えたなどの変化を記録。 5. CatsMeでの定期チェック: 表情分析で体調変化を早期に検出。 気になる変化はオンライン診療で気軽に獣医師に相談できます。

食事療法と日常ケア

腎臓病と診断された場合の管理について。 食事療法 - リン・ナトリウムを制限した腎臓病用療法食が基本 - タンパク質は質の良いものを適量に - オメガ3脂肪酸の補給(抗炎症作用) 水分補給 - ウェットフードで水分摂取量を増やす - ウォーターファウンテンの設置 - 必要に応じて皮下補液(獣医師の指導のもと) 腎臓病の管理は長期にわたるため、定期的なオンライン診療での経過確認がおすすめです。
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