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猫の巨大結腸症

結腸が異常に拡張し、正常な蠕動運動ができなくなる疾患です。重度の便秘の原因となり、放置すると生命に関わります。

獣医師監修

主な症状

  • 重度の便秘
  • 硬い便・少量の便
  • 排便時のいきみ
  • 食欲低下
  • 嘔吐
  • 体重減少

原因

  • 特発性(最も多い)
  • 骨盤骨折の後遺症
  • 神経障害
  • 脊椎疾患

診断方法

1

腹部X線検査

2

腹部超音波検査

3

大腸内視鏡検査

4

血液検査

治療法

  • 便軟化剤・下剤
  • 高繊維食
  • 浣腸(重度の場合)
  • 結腸部分切除術(内科治療に反応しない場合)

予後

内科的管理で多くの猫が維持できますが、重度例では外科手術が必要で、術後の予後は良好(90%以上)です。

重症度: 中

予防法

  • 十分な水分摂取
  • 適切な繊維質の食事
  • 運動の促進
  • 定期的な排便状態の観察

かかりやすい猫種

発症の傾向

好発年齢

中高齢猫(5歳以上)に多い

有病率

慢性便秘の猫の約10-15%

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